〜納豆ぺぺたまにチャレンジしてみた話〜
子どもたちも大きくなってきて、それぞれの土日を忙しく過ごすようになりました。
部活、塾、バイト…なんやかんやで家に誰もいない、そんな休日の昼下がり。
「あれ?今日はふたりだけかぁ…」
なんて流れで、ひっそり開催されることが増えた“夫婦ふたりなランチタイム”、これまでは、朝の残り物や冷蔵庫の整理をかねた“寄せ集め系ランチ”が定番だったけど、ここ2年くらいの間に、私、「お昼ごはん作りチャレンジ」を不定期開催しております。
といっても、私の料理スキルなんてたかが知れてまして…。
炒める・和える・お湯を注ぐ、みたいなやつばっかりでございました。
でも、ある日、ついに手に入れてしまったんです。
リュウジさんの『本気のワンパンパスタ』
もともと至高のぺぺたまにはお世話になっていたんですが、今回チャレンジしたのは…
\\ 納豆ぺぺたま //
(関西人にはちょっと不評説があるけど、そこはあえて攻めてみる!)
🧂ある日のキッチン、修羅場と化す
「ワンパンパスタやし、フライパン一個でできるんやろ?簡単そうやん♪」
なんて甘い考えでキッチンに立った瞬間から、事態は急変。
どのタイミングで火を止めるの?
納豆って先?後?
卵黄入れたら、あっという間に固まってるやん!!
と、思っている間にキッチンがまるで戦場のように…嫁さん、無言で様子を見てたけど、ついに堪忍袋の緒が切れたのでしょう...。
嫁「なんでそんなに慌ててんのよ!」
嫁「火、強すぎる!」
嫁「はい、一回止まって!今どこ作ってんの!?」
という、適切なアドバイス(と書いて、的確な突っ込み)が飛んできます。
私「いや、だって本のとおりやってるつもりやねん…」
嫁「“つもり”なだけで、全然違うよ…!」
とはいえ、ふたりの連携プレー(嫁さんも食べることになるから一蓮托生なのですよ!)のおかげで、なんとか無事に完成しました。
刻み葱をトッピングして、いざ実食──
🍴そして、ふたりで食べる時間
嫁「…あれ、これ…思ったより美味しい!?」
私「納豆、意外といけるな」
嫁「私が火止めてっていったからだよ」
私「…それは、ほんまにそうやな(感謝)」
お店で食べる豪華なランチとは違うけど、汗かきながら作って、笑いながら突っ込まれて、ふたりで「まあまあ美味しいやん」って言い合いながら食べるこの時間が、なんだかすごくいいんです。
📚「本気のワンパンパスタ」は、ちょっと本気なあなたにもオススメ
料理初心者にもやさしい構成で、ページをめくるたびに「これなら俺でもできそう…!」と思わせてくれる、リュウジさんのこの本。
もちろん、レシピや手順は本書 or YouTubeで直接見てもらうのが一番!(なのでここでは触れません)
でも、キッチンが散らかっても、火加減に悩んでも、その過程さえも、料理を口に入れることで...すべてを楽しみに変えてくれる、そんな一冊です。
「次はどのパスタに挑戦しようかなっ♪」
家族と過ごす時間は減っていくかもしれないけれど、だからこそ、“いま”をちょっと楽しく、ちょっとおいしく、そんなふうに前向きに、次もチャレンジしていこうと思います。