ポジティブで行こう♪

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【こんな人いてるよね。#2】中間管理職つらたん、処方箋をどうぞ! 〜板挟みで疲れた心に効く「ユルエール」〜

イソギンチャク・コシミノ(仮名)部長と、クマダ・レッサ課長(仮名)の話

今回は、私がまだ小さなプロジェクトをリーダーとして任されるかどうかって時代の話を、させていただきますね。

~ちょっぴり小説風~

「おはようございます。あっ部長、今日も素敵なネクタイですね」(ちょっと奇抜だったのでそこぐらいしか褒めるところが…)

誰に言われるでもなく、イソギンチャク・コシミノ部長(仮名)は今日も優雅に出社してくる。
足取り軽く、目は伏せ目がち、しかし存在感だけは妙にある。
今日は濃紺のジャケットに謎のアジアン柄、腕元は“わざとらしい無造作”なブレスレット。

「センスは実力と同じやからな。どっちも、育てるもんちゃう。生まれ持ったもんや」

誰にともなく放たれたその言葉は、冷えた会議室の空気をふんわりと煙に巻いた。

その横で、うつろな目をした中間管理職・クマダ・レッサ(仮名)課長がパソコンに向かっている。
会議資料の準備も報告書も、部長の“ひとことアドリブ”で方向転換を強いられ、何度もやり直し、前日の深夜まで彼はデータ修正とパワポ地獄に追われていた。

だが今朝、部長からのメールにはこう書かれていた。

「クマダくん、資料、今朝もう一回だけ見直したくなってんな。“風の時代”やし、流れを変えよう」

風の…時代…?
よくわからんが、つまり「またやり直し」ということだけはわかった。

会議本番、部長は言った。

「この資料ね、オレが構成イメージ全部考えたやつやねんけど――」

……いや、クマダさんが作ったやつである。昨夜3時まで格闘してたのを、知ってるぞ我々は。

“仕事は段取り、人生はワインや”、みんな、流れと余韻、大事にしていこな!」

いや、その言葉、絶対に今じゃないし、意味ちゃうやろ部長……。

実際のところ、イソギンチャク部長はおしゃべりは達者だが、部下を育てた実績も、具体的な成果を出した記録もほとんどない。
それでも周囲は、彼の名言や“哲学”に振り回されることが多い。

クマダ課長も、そんな部長に振り回されながら、何とか自分の仕事を回す毎日だ。

「結果が出てないんだから、言葉だけじゃなく行動を見せてほしい」――そんな小さな本音を聞かれようものなら、部長の機嫌を損ねてしまい、口を利かなくなることも珍しくなかった。

会議後、クマダ・レッサ(仮名)課長はぽつりとつぶやいた。

「いやもう……こんな会社、どうせ上も下も信用してへんし……言うだけ無駄ですよ。ほんまアホらしいわ……」

後輩がコーヒー片手に心配そうにのぞく。

「クマダさん、だ、大丈夫っすか……?」

「え? あーごめん、ちょっと愚痴った。誰にも言わんとってな。あんま本社に聞かれると面倒やし……」

そう言いながら、彼はにやりと笑った。

だがその笑顔に、余裕はなかった。
部下たちの信頼は日々すり減り、後輩たちは“巻き込まれたくない”という顔でそっと席に戻った。

ふと、そんな姿を見ながら思った。

たとえ上司が頼りなくても、中間管理職が全部を背負いきれるわけじゃない。
だけど、自分の不満をそのまま部下にぶつけてしまえば、チームの信頼は崩れてしまう。

中間にいるって、ほんとうに難しい。
でもだからこそ、誰かがしんどいときに気づける「目」や「声」になれるんやと思うし、上と下の間に立って、誰かの気持ちをつなぐこともできるはずです。

自分が“つぶれないクッション”でいられたら、それだけで立派なのなかもしれないなぁって思ったんですよね。

中間管理職つらたん。でも大丈夫。

名言(迷言)にふりまわされすぎないで
 その場をやり過ごす知恵も“大人の仕事力”です。真に受けすぎない“鈍感力”も持ちましょう。

「共感」と「吐き出し」は、分けて考えよう
 部下への愚痴は信頼をすり減らしちゃいます。言いたいときは、会社と関係ない仲間にこっそりといいましょう。守るべきは“職場の安心感”です。

“中間”だからこそ、できることがある
 上に合わせ、下を支える――そんな「通訳者」としての役割も、大事なスキルのひとつだと思います。あなたの存在が、チームの潤滑油になればいいんじゃないですかね。

「ちゃんと見てくれてる人」が、必ずいる
 評価は一朝一夕じゃ変わらないけど、日々の姿勢は、必ずどこかで届いてる。
それが、部下であったり、顧客であったり、もちろん家族なのかもしれません。信じてください。

中間管理職って、ほんと“板挟み”のポジションです。

でも――“サンドイッチの真ん中”って、実は一番おいしい部分でもあるんです。(※注意:あくまでサンドイッチの場合はです)

ちょっとゆるく、ちょっと愚痴って、でも最後はちゃんと前を向いていきましょう。今日もあなたの仕事が、誰かの“居心地”を作っているはずだから……なんちゃって……

えぇ、それでは今週も、ポジティブで行こう♪

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