絵本「うさぎのさとうくん」
うさぎの さとうはねるくんは
あるひ うさぎに なりました。それから ずっと
うさぎとして くらしています。出典:うさぎのさとうくん 作/相野谷由起
私、見た目と普段の言動からは、とても本を読むような人じゃない認定を受けることが多いのですが、本を読むのが大好きです。
ジャンルは雑食でなんでも読みますが、だいたいが娯楽として楽しめるようなものが中心ではあります。
その中で、子どもたちが小さい時期には、めちゃめちゃ絵本を読みました。
今でも月に20冊(絵本は、大体の場合が図書館で借りてきています。よほど気に入ったりしたときくらいに購入するのかな)くらいは見ている気がします。
そして複数の子どもがいますので、昔に上の子に読んだやつを、下の子にもう一度読んだり、さらにまた期間を開けてさらに下の子と一緒に読むって絵本も多いです。
本日は、数ある絵本の中から「うさぎのさとうくん」を紹介したいです。
この「うさぎのさとうくん」ですが、暖かみのある絵と文、さとうくんの行動がファンタジーだしシュールなんだけど、結果、なんかほっこりさせてくれるのが、私、堪らなく好きです。
昨年、4冊目「うさぎのさとうくん あさひ」が出ていました。
先の3冊は短編集だったのに対して、4冊目は2編構成と1話が超大作(笑)です。
私、あのカーテンの隙間に朝日が差し込むことによってできるオレンジ色に光る棒…めちゃめちゃ欲しいです!
そして、さとうくんのポジティブな受け止め方や行動が、素晴らしです。
ある日うさぎになるんですよ?
ここまでは、絵本だし、まぁ良いですよね。
そこからの彼の行動が素敵だなぁってことばかりでGoodなんです。
楽しい方向にもっていくというんでしょうか。
発想力もだけど、持ち前のポジティブさが効いてるんだと思います。
子供にはもちろんオススメですが、世の中に疲れて心が荒れでしまってるけど、純粋だったあの頃(無かったらゴメンね)の気持ちを…みたいな人にも、一度見てみて欲しいなって思います。